講座集 / LECTURESコンサル技術03

単体教材

ASIS業務フロー

業務フロー作成の汎用ガイド

ASIS業務フローを書く目的・フォーマット・記法を体系化した汎用教材。「モノ・情報・お金」の流れと、ステータス×CRUD観点での俯瞰マップで、要件定義の必須論点を漏れなく洗い出す。

ASIS業務フロー

─ ARTICLE COVER

コンサル技術単体教材

§I ─ POSITION

この講座の立ち位置

DXプロジェクト推進カリキュラムから独立して使える単体教材。「業務フローを書ける/読める」状態を作るための共通基盤。

§II ─ TAKEAWAYS

習得できるスキル

  1. 01

    ロール×時系列フォーマットで誰が読んでも同じ理解になる業務フローを書ける

  2. 02

    INPUT/OUTPUT・確信度を必ず併記し、「議論できる業務フロー」を作れる

  3. 03

    ステータス×CRUD俯瞰マップで、宅配の返品境界・入金の返金可能ステータスといった「境界の要件」を抜け漏れなく洗える

§III ─ EXCERPT

本編から抜粋

01

業務フローの3ポイント

業務フローは、ロール(縦)×時系列(横)の二軸に、INPUT/OUTPUTと確信度を併記して書く。ここまで揃って初めて、ベンダーと現場の両方が議論の対象にできる「共通言語」になる。

  • ① ロール×時系列フォーマット(縦に部門/役割、横に時系列)
  • ② INPUT/OUTPUTを各ステップに明記(紙・ファイル・口頭の別も)
  • ③ 確信度を○△×で付記(ヒアリング後に潰す論点を可視化)

02

なぜロール×時系列か

「フローチャート」を書くと、誰がやるかが落ちる。「組織図」を書くと、いつやるかが落ちる。ロール×時系列は、両者を同時に見せる唯一の形式。誰が読んでも同じ業務理解になる。

03

INPUT/OUTPUTの粒度

「受注確認」というステップに「INPUT: 受注書、OUTPUT: 確認済み受注書」と書いても何も伝わらない。INPUT/OUTPUTは媒体まで分解する。

  • 媒体:紙/PDF/Excel/システム画面/口頭/メール
  • 状態:未処理/処理中/確認待ち/完了
  • 保管場所:自席/共有フォルダ/システムDB/ファイリング
  • 次の受け手:誰に(ロール)/どうやって(媒体)/いつまでに

04

ステータス×CRUD俯瞰マップ

業務フローの上流/下流の「境界」は、ステータス遷移とCRUD(作成・更新・削除)の組み合わせとして整理できる。例:「出荷済」のあとに返品が来た場合、ステータスは何に戻すか、伝票はUPDATEかDELETEか、入金は返金可能か——これは要件定義の必須論点で、ASISの段階で論点として可視化しておく。

05

境界の論点(要件定義の漏れ予防)

ASISを書く時点で、次の境界を必ず洗う。要件定義で抜けると現場で爆発する。

  • 受注 → 受注確認:取消はいつまで/誰が/どう記録するか
  • 出荷 → 配送:配送中の追跡情報は誰が更新するか
  • 納品 → 検収:検収NG時の差し戻しは何ステータス/何日以内か
  • 請求 → 入金:入金後の返金は何ステータスまで可能か
  • 月次締め:締め後の修正は別伝票か/元伝票UPDATE可か

06

「モノ・情報・お金」の3レイヤーで描く

業務フローを「作業の連続」として描くと、抜けるのが「情報」と「お金」のレイヤー。実用上、3レイヤーを並走で描くと、要件定義の論点が立体的に見える。例:返品では、モノは戻ってくるが、情報(売上計上の取消)と、お金(返金)は別タイミングで動く。これを1レイヤーで描こうとすると、必ずどれかが落ちる。

07

「やったつもり」を防ぐ確信度の付け方

業務フローを書いて満足する最大の罠が、「全部○のつもり」になること。確信度は3段階で付けるが、「△と×が3割以上ない」フローは怪しい。新規プロジェクトで初版に書く業務フローは、ほぼ必ず△と×が4〜5割を占める。それを「集まる論点」として可視化することが目的なので、○ばかりにしないこと。

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§∞ ─ DOWNLOAD

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─ EXERCISE

汎用フォーマットの早見表チートシートと、実例ベースの演習問題+解答が付属。社内のどんな業務にも適応できる「書き方」を体得できる。返品・締め後修正・例外承認といった「境界」専用の演習を含む。

解説スライド

本編全コマ

チートシート

現場で使う早見表

演習問題

解答・採点付き

応用編/テスト

実技+ルーブリック

INCLUDED PDFS ─ 4

株式会社IPLoT | 現場の業務 × AI で、意志を実装する。