講座集 / LECTURESコンサル技術07

Ph.5 提案・合意形成

ミーティング資料作成

Ch.1 OPQ・ピラミッド・文章化/Ch.2 論点を出すミーティング設計

Ch.1で個人として書く技術(OPQ分析→ピラミッド構造→文章化)、Ch.2でミーティングで使う資料の組み立て方(論点を出す会議の設計)を学ぶ。共通の核は「相手目線」。

ミーティング資料作成

─ ARTICLE COVER

コンサル技術Ph.5 提案・合意形成

§I ─ POSITION

この講座の立ち位置

Ph.5「提案・合意形成」。TOBEと要件定義をクライアントに合意させるための、提案書/報告書/会議資料づくりのスキル。個人で書く技術と、会議で使う技術を相手目線で統合する。

§II ─ TAKEAWAYS

習得できるスキル

  1. 01

    OPQ分析で「相手のQ(疑問)に答える」提案構造を作れる

  2. 02

    So What? / Why So? でピラミッド構造を組み立てられる

  3. 03

    進捗報告に終わらない「論点を出す会議資料」を冒頭1ページに組み立てられる

  4. 04

    ゴール → イシューツリー → ロジックツリー → 論点 の順で相手の頭を揃えられる

§III ─ EXCERPT

本編から抜粋

01

Ch.1:OPQ分析

提案書は「自分が言いたいこと」ではなく「相手の疑問(Q)に答えるもの」。OPQ分析は、O(Objective:相手が達成したい状態)、P(Problem:それを阻む現状)、Q(Question:そこで生まれる疑問)の3点を最初に固める。Qに対するA(Answer)が、提案の主メッセージ。

  • O — 相手が達成したい状態(中計のKPI/部長の半期目標/現場の改善目標)
  • P — それを阻む現状(数値で表現/業務上のボトルネック)
  • Q — そこで生まれる疑問(「どうすれば達成できるか?」「何から手をつけるか?」)
  • A — Qへの答え(提案の主メッセージ/本文の冒頭に置く)

02

Ch.1:ピラミッド構造と So What? / Why So?

主メッセージを頂点に、それを支える根拠(So What? の答え)を3つ並べる。下から上のSo What?(事実から何が言えるか)と、上から下のWhy So?(なぜそう言えるか)を両方向で往復し、論理を通す。

03

Ch.1:1スライド1メッセージ・結論ファースト

1スライドに2つ以上のメッセージを詰めると読み手は迷う。タイトルは「主メッセージそのもの」を言い切る(「○○について」は禁止)。冒頭1〜2行のサマリ → 根拠3点 → 次のアクション、というテンプレートで結論ファーストをスライド構造に落とし込む。

04

Ch.2:進捗報告会議の罠

進捗を並べて「どうですか?」と意見を求めるだけの会議は投げやり。論点が出てこず、相手も何を判断すべきか分からない。価値が高いのは「論点を出す会議」。事前に論点を設計しない会議は時間の無駄になる。

05

Ch.2:相手の頭を揃える順番

どんな資料でも、まず全体像から始めて今日の枝葉に降りる。プロジェクトゴール → イシューツリー → ロジックツリー → 今日の論点 を必ずこの順で示すと、相手の頭が揃ってから本論に入れる。

06

Ch.2:資料の必須フォーマット(4ブロック)

ミーティング資料の冒頭1ページに、次の4ブロックを並べる。①と②が抜けると進捗報告会議の罠に逆戻り、④が抜けると「で、誰が何やるんだっけ?」が翌日に発生する。

  • ① 前回の振り返り(決まったこと/宿題の進捗)
  • ② 今回のミーティングゴール(何を決めて帰るか)
  • ③ 本論(論点・選択肢・判断材料)
  • ④ ネクストアクション(責任者・期日付き)

07

Ch.2:WBS/ガントで「今ここ」を示す

本論ページに入る前に、プロジェクト全体の進捗をWBS/ガント/マイルストーンで可視化し、遅延/進捗通り/前倒しを色分け+根拠数値で示す。会議参加者の関心は「全体の中で今どこ?」に集まるので、最初に示すと論点に集中してもらえる。

08

Ch.1×Ch.2:共通核は「相手目線」

OPQも、ピラミッド構造も、4ブロックも、WBSも、すべて「相手の関心からスタート」が共通の核。個人で書く技術(Ch.1)と会議で使う技術(Ch.2)を、相手目線という1本の軸で串刺しにすると、技法を覚える前に判断軸が定まる。

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§∞ ─ DOWNLOAD

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─ EXERCISE

Ch.1演習(OPQ・ピラミッド・文章化)と Ch.2演習(第3回ミーティング資料の冒頭1ページ/進捗ステータス/会議要否判定)。みやま食品 IoT監視Phase1完了報告の取締役会向け資料を組み立てる120分テストつき。

解説スライド

本編全コマ

チートシート

現場で使う早見表

演習問題

解答・採点付き

応用編/テスト

実技+ルーブリック

INCLUDED PDFS ─ 7

株式会社IPLoT | 現場の業務 × AI で、意志を実装する。