¶ 01
なぜ「ステータス管理」が業務システムの肝なのか
業務システムでの不具合や追加開発の8割は、ステータス設計のミスから生まれる。「未対応 / 対応中 / 完了」のような単純な分類で済むケースは少なく、現場では「保留」「差戻し」「再依頼」など複数の差戻しパターンが並走する。最初に状態を正しく洗い出せるかどうかで、システムの寿命が決まる。
│ システム設計
業務システムの「状態」と「データ構造」を設計する
業務システムを動かす上で必ず必要になる「ステータス管理」と「テーブル分割」の基本。属人化しがちな業務状態を、どう列・テーブル・遷移として設計するかをパターンで学ぶ。
─ ARTICLE COVER
システム設計技術 / システム設計
§I ─ POSITION
Claude Code 研修や AI 業務システム開発の「自分でつくる」フェーズの直前に必須となる、設計の基礎教材。要件定義(Ph.6)の手前で行う設計判断の引き出しを増やす。
§II ─ TAKEAWAYS
業務の「状態」をステータス列として表現できる
1テーブルにすべき範囲と、別テーブルに切り出すべき範囲を判別できる
状態遷移図と現場の運用ルールを揃えて設計できる
後から追加される要件にも壊れにくいスキーマを書ける
§III ─ EXCERPT
¶ 01
業務システムでの不具合や追加開発の8割は、ステータス設計のミスから生まれる。「未対応 / 対応中 / 完了」のような単純な分類で済むケースは少なく、現場では「保留」「差戻し」「再依頼」など複数の差戻しパターンが並走する。最初に状態を正しく洗い出せるかどうかで、システムの寿命が決まる。
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1つのテーブルに混ぜてはいけないものを切り出すことが、テーブル設計の本質。
¶ 03
システム設計者だけで状態遷移を決めると、現場の運用と食い違って炎上する。業務フロー上の「次に何が起きるか」を、状態遷移としてそのまま落とすのが鉄則。
| 業務フロー | 状態 | 次に起こりうる遷移 |
|---|---|---|
| 発注依頼受領 | 未着手 | 受付 → 差戻し |
| 内容確認 | 確認中 | 承認 → 差戻し → 保留 |
| 発注処理 | 処理中 | 完了 → エラー → 再処理 |
| 完了 | 完了 | (終端) |
¶ 04
業務システムは、要件追加・運用変更で必ず後から手が入る。最初から「将来増える列」「将来増える状態」を想定した設計にしておくと、追加開発のコストが大きく下がる。
§∞ ─ DOWNLOAD
─ EXERCISE
実在の業務(発注処理・問い合わせ管理)を題材に、ステータス洗い出し → 状態遷移図 → テーブル設計までを通しで体験する演習を含む。
解説スライド
本編全コマ
チートシート
現場で使う早見表
演習問題
解答・採点付き
応用編/テスト
実技+ルーブリック
INCLUDED PDFS ─ 6本
§IV ─ RELATED